2009年3月20日

原木宣言

あぜ道@しいたけブラザーズ川辺農場へ 念願の、しいたけブラザーズさんのところに行ってきました! 埼玉の「お茶としいたけの貫井園」のかおりちゃんと一緒に。^^

かおりちゃんとは去年のイベントで一緒になった時、初めてゆっくりお話したのですが、
実家に戻ったのも半年違いだし、原木しいたけを作ってるし・・
仕事の話で盛り上がりました。^^会社でいうと、同期です。
仕事の話で盛り上がれるなんて、同業のヒトとしかなかなかできないもので、
外で働いていた時のランチの時間を思い出します。^^
そんな盛り上がった話の中で当然出てくるのが、「しいたけブラザーズ」さん。
「一回行ってみたくない?」「行きたい行きたい!」という流れになり、
「一緒に行こうよ!」となったわけです。

ブラザーズさんのご好意で、常連のお客様(70名!!)の「春子収獲お手伝いイベント」の
お仲間に入れて頂き、一足早い春子の収獲をしてきました。
(天宮農園の春子は、まだまだ小さな芽を出すか出さないかですので、来月の中旬までお待ち下さい)

竹林の原木

竹林にも、原木が・・。
遮光が調節しやすくて、
「竹林ではいいしいたけが出来るんですよ。」

どんぐり


クヌギの木の苗ポット作り

岐阜県あたりの山には、クヌギの木がないとの事で、
クヌギ林を作ろうと、ご長男の尚人さんが、クヌギのどんぐりを取り寄せ、
どんぐりから15年かけて、クヌギ林を作ろうと、数年前から取り組まれています。
そのほんの一部をお手伝い。
「去年、栃木の山も見学に行ったけど、昔からちゃんと、クヌギの木を植えて、山を作ってきたんだよね。」
「あんな、クヌギの木が沢山ある山で、しいたけ作りたいな」とご長男さん。
あれだけ、原木しいたけにこだわり、愛している方なら、原木からすべて自分の手で手がけたいと思うのは
当然かもしれません。でも、15年かけて、自分のクヌギ林を作ろうと動き出す熱意に、
何か突き動かされる思いがしました。


☆はご先祖様と、園主に感謝です。
クヌギ山もナラの山も毎年園主が管理して、切り倒したら、苗を植え、
ずっとず~と守ってきました。
心から感謝です。
そして、逆に・・やっぱり原木しいたけ、やめられないなと。

私も「原木宣言」
「原木しいたけ」を力の限り、守って行こうと思います。
「原木」のナラやクヌギの山を、杉山を守って行こうと思います。

女子の☆には、力仕事に限界があります。
(日々、限界を見ては、ガッカリするのですが・・)
でも、☆に出来ることを尽くし、守って行こうと思う・・。
そんな気持にさせられました。

とにかく、ブラザーズさんのお三方、さわやかでキラッキラ!でした。
お一人お一人が独立されていて、任された持ち場を、
責任を持って担ってらっしゃていて、一企業でした。
まるでタイプの違うご兄弟、そしてその奥様方が、適材適所でフルに力を発揮している
勢いのある一企業。
その奥様方、とってもとってもキュートな癒し系です。^^またお会いしたい!
お会いしたい方は、是非是非4月の「春子狩りお手伝いイベント」参加してみてください。
ここでは書きませんが、ブラザーズの新事実を知ることになるでしょう^^^^


最後に、「しいたけブラザーズ」の皆みなさま、
春子の忙しい時期に、温かく迎えてくださり、ありがとうございます。
心より感謝申し上げます。

しいたけのバーベキュー!


しいたけクッキー!!

かおりちゃんともゆっくりお話できて、
良い原木しいたけな旅でした。

近々、かおりちゃんとコラボ?イベントができるかもしれません!
乞うご期待!

そしてそして、天宮農園の春子は、4月中旬に収獲開始予定ですので、
どうぞ、それまで今しばらくお待ち下さいませ。

2008年8月27日

三田の家

東京ビッグサイトで行われた、アグリフードEXPOに行ってきました。
簡単に言い過ぎると「FOODEX JAPAN」の農業版です。

ほとんどが、個人の農家ではなく、農業法人やNPOの団体が出展者として参加し、
他業種の来場者との商談の場、宣伝の場となるイベントです。

様々な品種の野菜・果物・卵・お肉・お米・加工品など、全国各地よりやってきます。
中でも目立ったのが、豚肉。
何種類食べただろう・・。(多分10は、いったな・・。)
「湘南のミヤジ豚」のミヤジさん達とご一緒させていただいたのですが・・
途中ではぐれてしまい・・、豚屋さんとしてのお話を伺いながら見て回りたかったのですが、「ひとり食べ歩き」になってしまいました。

あとは、主に果物とキノコ類を重点的に見て周りました。
マッシュルームがどうやって作られているのか知らなかった☆は、
ディスプレーを見ておおはしゃぎ!

みかん屋さんでは、摘果したみかんを利用して、皮ごと絞ってジュースにしていたり、
規格外のみかんを使って、みかんのジュレや、みかんのジャム(皮なし)を作ったり。
今まで、勿体ないな~と思っていたものを、美味しく加工して売っていました。
摘果したみかんをジュースにしたのは、あれはすごいですね・・。
摘果した柿・・何かに使えないかしら・・。(渋いだけだからな・・・)
とにかく、とても勉強になりました。

そして、農作物の販売ルートの開拓支援や、企業化の為のコンサルタントをしてくれる
NPOなどもあり、今後、農を生業としていくためには、大きな改革が、様々な分野、立場から
求められているのだなと、そして動きだしているんだな・・・と思いました。
動きださなきゃ・・か・・。


「アグリフードEXPO」の後は、ミヤジさんの呼びかけで集まった、「小倅ネットワーク」の集会が行われました。
以前、青空市場にさそって下さった「倅」さんとはまた別のグループで、偶然名前も似ており、活動の目的も似ているグループです。(詳しくはまた後日)

その集会の場所が「三田の家」。
「三田の家」は、慶應義塾大学教養研究センター学術フロンティア「インター・キャンパス構築」プログラムと三田商店街振興組合が共同し、教員、学生、商店街、その他からなる有志メンバーによって、大学の程近くに木造住宅を借りて、コミュニティースペースとした三田にあるお家です。(詳しくは、「こちら」)

ここがなんとも素敵空間で・・。
生まれ変わったら、☆はここの管理人になりたい・・。
毎日様々な人が訪れ、おのおのの時間の過ごし方を眺め、
お話を聞き、みんなでご飯を作ったり、音楽会を開いたり。
誰も居ないときは、ネコとゴロンとしていたい・・。(←ネコはいません)

「小倅ネットワーク」さんの熱い「これからの農業」のお話を聞きつつ、
一人妄想する☆でした。

勿論、「小倅」さんのお話、とっても勉強になりました。そしてまた素敵な出会いが。
今後の活動が楽しみです。出来るだけ☆も参加させて頂こうと思っております。

2008年2月11日

しいたけのお話

天宮のしいたけをお買い求め頂いたお客様から、よく、「どうして、こんなに味が違うの?」というご質問を頂きます。
知っているようで、知らない方が多くいらっしゃいますので、簡単にお話してみようかと思います。
シイタケには、大きく別けて2通りの栽培方法があります。

ひとつは、当農園でもおなじみ‘原木(げんぼく)シイタケ‘
山で原木を切り倒し、そこにシイタケ菌をドリルで穴をあけ、しいたけ菌を入れ原木を自然の中で寝かし、時期が来たらまた山林の中やハウスの中に原木を組みなおすという重労働がつきまとう栽培方法。
昔ながらの方法です。そして、多くの皆さんに知れ渡っている方法ですね。そして、しいたけはすべて、この方法で栽培されていると思っていらっしゃる方が意外と多いんです。
しかし、今スーパーで‘木から育ったしいたけ‘が並ぶことは稀になっています。

日ごろ皆様がスーパーで買われているのは、もうひとつの栽培方法の‘菌床(きんしょう)しいたけ‘だと思います。
今、市場に出回っているしいたけの約9割がこの栽培方法のもの。
栽培方法は、‘菌床‘という、広葉樹のオガ屑(ノコ屑)と少量のフスマ、糖類など、栄養源を混合して
固めたブロック状ないし円筒状のものに、しいたけ菌を入れて、ハウスの中で温度管理をして育てます。
原木しいたけに比べ、重労働も少なく、計画生産・計画出荷が出来る、回転が速い、肉厚で形も揃っていて収益面で期待できるなどのメリットがあり、高齢になっても続ける事が出来ます。そのため原木から菌床に切り替える、しいたけ農家さんが増え続けているのです。
これで、味が原木しいたけに勝るとも劣らなければ、‘菌床‘万歳です。
そこは残念ながら、触感も香りも味も・・誰もがわかる違いがあるのです。
原木から授かった、自然の力の差がそこに現れてしまいます。

私は、18歳になるまで、スーパーで売っている椎茸を食べたことがありませんでした。一人暮らしを始めて、スーパーで一度‘しいたけ‘を買って食べた事がありました。
(他の野菜にも共通する事ですが・・)衝撃でした。「味も、香りもない・・弾力もない。。ああ、うちの椎茸が食べたい・・。」
菌床しいたけがおいしくないわけではないのです。ただ、同じ‘しいたけ‘としては一括りにできない別の物なのです。
そんな、原木しいたけの危機、どうにかしたい。

去年、農園に帰ってきて以来、将来の天宮農園について日々悶々と考えておりました。
「‘原木しいたけ‘は近い将来やめなければならないかな・・。」と。
そんな私に勇気をくださったのが「しいたけブラザーズ」さん。
この危機に歯止めをかけようと、今、マスコミ等を通し「原木しいたけ」を守るために立ち上がった御三兄弟。一度聞いたら忘れないお名前の‘救世主‘です。
私も頑張ろう!原木しいたけを守っていこう!という気持にさせてくださいました。どこまで出来るかわかりませんが、できるところまで頑張ります。

たかがシイタケのお話です。
その、たかが‘シイタケ‘を大切に思い、生涯を掛けて守っていこうというヒト達もいるんだなぁと、頭の片隅に少しだけ置いて頂けると何かが少しずつ変わってくるかなと思い、ちょっと熱めにお話させて頂きました。^^

このページの上へ